シミュレーションの条件
シミュレーションは以下のような条件下で計算しています。
月別ガス、電気料金について
月別ガス/電気料金は大阪ガスさん、関西電力さんの家庭用月別使用量の割合に応じ、入力された月の料金からその他の月を推定しています。
例えば、ガスの場合8月が最小で1月が最大となり、8月のおよそ3.8倍が使われています。ある月の料金が入力されると、この料金から基本料金を除外して実の使用量、電気の場合はkWh、ガスの場合はm3を求め、前述の割合に応じて各月の料金を推測しました。
ガスの調理、給湯分の求め方
ガスの調理、給湯分の振り分けは調理1に対し、給湯を4.5と想定しました。
ガスの発熱量
ガスの発熱量は1m3あたり45MJとしました。
各機器の効率
ガスコンロ : 0.5 、 ガス給湯機 : 0.8 、 IHクッキングヒーター : 0.9 と想定しました。
エコキュートのCOP
エコキュートのCOPを4.5とし、夏場(8月)では実質的にこの0.9倍、冬場(1月)には0.52と月毎に調整し、冬場は少し悪くしています。
ガス分の電力への換算方法
[ 調理分 ]
調理に使われた正味のエネルギーをIHクッキングヒーターの効率を考慮(損失をかみ)した消費電力に換算しました。消費時間帯はリビングタイムと想定しています。
[ 給湯分 ]
エコキュートの場合、必要な時にお湯を作るではなく、貯湯しておくので、正味のガスのお湯を沸かすエネルギーの2倍をエコキュートのお湯を沸かすエネルギーと想定しました。COPは上述のような季節変動を考慮して消費電力を算出しました。使用時間帯はナイトタイムを想定しています。
IHクッキングヒーター、エコキュート以外の電力
冷蔵庫、トイレの余熱は連続使用としました。
各月の消費電力より冷蔵庫、トイレの余熱のディタイム分、ナイトタイム分を除いたものをリビングタイム分と想定しました。
※ 電気料金は関西電力株式会社のはぴeプランで計算しています。